「どけいくかんた!」ネットワーク発会式

4月25日(水)、北川副公民館で新しい事業の発会式を行いました。

名称は、「どけいくかんた!」ネットワーク。
地域で行う、徘徊高齢者事前登録制度(徘徊高齢者を見守るためのネットワーク)です。

人は、長い間生きていると記憶力が下がってしまう場合があります。
すぐに忘れてしまうようになると、昨日食べたものだけではなく、自分がどこにいるのか、自分の名前がなにかなども思い出せなくなります。

認知症を患った人が外出した時に自分の家がどこかも思い出せなくなると、帰ることができなくなり、一緒に住んでいる家族は心配します。

高齢化が進む社会と言われています。
昔の「地域共同」だと、地域の人は顔なじみで、普段世話が必要とされる人が不慣れな場所で一人でいると声をかけたり、家族に連絡したり、親切に世話をすることができたかもしれません。

今は、街のあり方や生活スタイルが変化しています。
昔の「地域共同」がなくなったと感じている人も多いのではないでしょうか。
しかし今は、「まちづくり協議会」や「おたっしゃ本舗」があります。
そして今は、携帯電話やメールですぐに情報を届けられるようになりました。

「どけいくかんた!」ネットワークは、多くの団体に協力していただいている事業です。
一人ではなく、一つの団体ではなく、多くの人、多くの団体が協力すると、今までできなかった、今まで以上の事を実現できます。
徘徊などで悩んでいる家庭の心配を取り除くことができます。

この「どけいくかんた!」ネットワークが活用されることと、この様な地域の取り組みが他の地域に広がっていく事を願っています。

20180425_どけいくかんたネットワーク.JPG北川副まちづくり協議会支えあい部会長から開式のあいさつ。
本日は多くの方、多くの報道関係者に来ていただきました。




20180425_どけいくかんたネットワーク1.JPG事務局から事業概要の説明の後、演劇の披露。
各所のユーモアが光ります。




20180425_どけいくかんたネットワーク2.JPG取材を受ける 福田 北川副まちづくり協議会会長
(北川副校区自治会長会会長)




20180425_どけいくかんたネットワーク4.JPG取材を受ける 畑田 北川副まちづくり協議会支えあい部会長
(北川副校区民生委員・児童委員協議会会長)




名称: 「どけいくかんた!」ネットワーク
主催: 北川副まちづくり協議会 (主管:支えあい部会)
事務局: おたっしゃ本舗城南
協力団体:
 佐賀南警察署
 佐賀市社会福祉協議会
 北川副校区自治会長会
 北川副校区社会福祉協議会
 北川副校区民生委員・児童委員協議会
 北川副校区女性の会
 北川副校区長寿会連合会
 佐賀市立北川副公民館