7月1日(日)、北川副公民館で「6・27竜巻災害の日」防災研修を開催しました。
この研修は、平成16年6月27日に北川副を襲った竜巻災害を教訓としてこの時期に毎年開催しています。
主催は北川副地区自主防災実践本部です。
佐賀県防災士会事務局長 小林紀(みち)さんによる講話「自分の命は自分で守る」
平成28年に発生した熊本地震での活動を基にお話がありました。
講話の後は、3班に分かれて訓練を行います。
「水消火器訓練」
普段使うことのない消火器の正しい使い方を訓練します。
「土のう袋砂詰訓練」
梅雨時期、河川の氾濫には注意が必要です。
校区で必要な土のうを作り、土のうの効果的な積み方を訓練します。
「車椅子階段昇降介助訓練」
車椅子での階段昇降はコツがいります。
段差の昇降と、階段の昇降での訓練を行いました。
「炊き出し訓練」
最後は給食給水班による炊き出しです。
大勢の人達に素早く食事を提供することを訓練します。
梅雨時期にも関わらず、今回の研修会に大勢の参加者が集まりました。
災害は、いつ、どのような形で発生するかわかりません。
そのため防災意識の啓発を続けることが自主防災実践本部の重要な役割だと考えています。
これから台風の時期に入ります。
停電や浸水への対応、避難所の場所や経路の確認、食料の備蓄や防災グッズの備え。
この防災研修を自分の身の回りを確認する機会にしてもらいたいと思います。