市内の環境施設を見学、施設の変身に驚く

3月18日(金)午後、催花雨が降る中、南川副自治会長会で環境施設の見学に行ってきました。最初は丸目地区の佐賀市下水浄化センター、以前の処分場=迷惑施設のイメージからの大変身で、「昔に帰る未来型社会の実現に向けて」を目標に職員一丸で活躍中。下水11.JPG下水12.JPG集めた下水(し尿は10%で、残りは生活排水との事)を原料とする化学工場の印象です。処理後の水は農業の田畑散布用として農家に提供、漁業向けには冬季の海苔栄養塩補給として有明海へ供給し海苔日本一に貢献。沈殿した汚泥は消化タンクで有機物を分解してメタンガスを発生させコージェネレーションで温水と発電に利用し、所内電力の40%を賄い中。残った汚泥は堆肥化して販売。現場に来てみないと実感できない事ばかりで「目から鱗」の体験ができました。今後は消化タンクで発生する二酸化ガスを「ミドリムシ」の大量培養に提供する新規の事業も計画との事でした。下水13.JPG下水14.JPG次に訪れたのは、嘉瀬地区の(株)佐賀資源化センター。リサイクル11 (2).JPGリサイクル12.JPGリサイクル13.JPG南川副自治会では毎月第一日曜に実施の「資源物回収」で集められたアルミ缶や紙類が、どのようにして選別され「有価物」に変わっていくのかが実感できました。雨の降る中での視察研修でしたが有益な体験ができ、佐賀市内にも色んな環境施設があってビックリな一日でした。