平成28年11月20日の日曜日に、3回目の「ウォークラリー」を実施しました。
今回は、「明円寺」や「部越(ハメコシ)」、「咾分天満宮」、「三面水路」や「中島堀」などの歴史を訪ねるウォークラリーでした。
小学一年生から六年生までの児童約30名と子ども育成部会メンバーなどを含め総勢約50名が参加しました。
今回は公民館の会議室に集合して貰いました。
まずは受け付けの様子から紹介します。みんな、楽しみに待ってくれています。
竹下会長の挨拶から始まりました。
続いて、今回の「ウォークラリー」の説明と注意事項を聞きました。
配布される「地図」を片手に、指定された七つのチェックポイントを順番に回って帰って来るラリーです。
また、全部で10問の各ポイントにまつわるクイズを解きながら回ります。
何だかとても楽しくなりそうです! ワクワクして来ました。
各チームを引率して下さるスタッフの紹介です。 よろしくお願いしまーす!
7チームを少しずつずらしたスタートで、みんな元気よく出発しました。
行ってらっしゃーい。
まず第1番目のチェックポイントは、「明円寺(みょうえんじ)」です。
西暦1600年代に「早津江」に建てられましたが、1898年(明治31年)に現在のこの地に移されたそうです。現在の本堂は、近年建て替えられました。
第2番目のチェックポイントは「部越(ハメコシ)」です。
昔堤防があった頃、沼地の水を堤防外に排出したり、次の干拓地へ送るために堤防の下に造られた施設がこう呼ばれました。竹を割って編んだ送水筒が使われていたそうです。
現在も、何だか水路が複雑に交差しているようです。
第3番目のチェックポイントは、「三面水路(さんめんすいろ)」です。
干拓地が南へどんどんと進んでくると、農業用水が足りなくなってきました。
北山ダムの完成後、農業用水確保のためこの三面水路が造られました。
第4番目のチェックポイントは道久の「天満宮跡(てんまんぐうあと)」です。
現在はその跡地に建てられた道久公民館の中に祀(まつ)られています。
さあ、予定の半分は回りました。もう少しですよ。
第5番目のチェックポイントは、咾分にある「法城寺(ほうじょうじ)」です。
西暦1600年代の終わり頃「咾分庵」として造られ、「寺子屋」、「説教所」などを経て現在に至っています。
第6番目のチェックポイントは、「咾分天満宮(おとなぶんてんまんぐう)」です。
龍造寺隆信が鹿江の威徳寺の和尚に勧請させた七天神の一つであると伝えられています。
これが、「力石」と呼ばれている「石」です。
推定90kgと言われていますが、昔の若者たちの「力比べ」に使われていたそうです。
最後は第7番目のチェックポイント、「中島堀(なかしまぼい)」です。
昔は堤防があったとされる場所です。新しい堤防を作る時に古い堤防の土を掘り起こして利用しました。
掘った場所は堀として利用されましたが、掘り残した部分が「島」として残されました。
そう言えば、昔は「堀(ほり)」は「ほい」と言ってましたねぇ。
大きい「水道管」を伝って「島」に渡って遊んでましたねぇ。 思い出しました。
後は、「ゴール」を目指すだけです。 疲れていませんか? 頑張ろう!
もう一息です。 時間調整かな? (笑)
全員、無事にゴールインしました。 お疲れさまでしたー。
クイズの正解発表です。 合ってましたかーっ!
クイズの得点と時間得点で集計をして、順位を決めました。
集計中にクイズの正解を発表しましたが、「記憶」に残してくれたかな?
詳しい資料も配布されて、説明もして貰いました。
最後に「賞品」と「参加賞」を頂いて、皆さんにお礼を言って解散しました。
準備が少し大変だったのですが、やっぱり子ども達の喜んでくれる姿を見ると嬉しいものです。
ご協力、有難うございました。