夏に負けるな! 「脱水症・熱中症予防」成人学級

南川副公民館

南川副公民館

 平成29年7月27日 株式会社明治の假屋さん(栄養営業部、栄養士)を招き、前半に「ロコモティブシンドローム予防」、後半に「脱水症・熱中症予防」について伺いました。
 ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)は、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態をいい、要支援、要介護認定者の1/4はロコモが原因といわれ、ロコモ予防は、健康寿命(自立した生活ができる期間)を伸ばすことにつながります。
 ロコモ予防には、適度な運動としっかり栄養をとることが大切との事。片脚立ちやスクワット、インターバル速歩など簡単にできる運動やバランスのよい食事にするための一工夫が紹介されました。齢をかさね食が細くなり、単品だけの食事で済ませていると低栄養になる可能性も高まります。うどん+つくね+青菜(シラスのトッピング)など付け加える事で栄養バランスがよくなるそうです。ぜひ実践したいものですね。
 熱中症とは、高体温と脱水症が引き起こすもの。高体温を防ぐには日差しを防ぎ、エアコンなどを上手に使うことが大切だそうです。脱水症は、体を出入りする水分と電解質のバランスが崩れることで起こります。水分補給は、食事以外で1.2リットル程度必要との事。日常生活であれば水分のみ、入浴やスポーツ、屋外作業で汗をかいた時はスポーツドリンク、大量の発汗や発熱、下痢、嘔吐による脱水症になったら経口補水液をとると良いそうです。
 まだまだ暑い日が続きます。衣服や部屋の温度、日よけなどで高体温に防ぎ、こまめな水分補給で脱水症にならないよう気をつけ、元気に夏を乗りきりましょう。
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