囲碁でつながる子どもたち(小鹿幼稚園、南川副小児童)

南川副公民館

南川副公民館

 平成29年11月24日(金)、南川副小学校の囲碁クラブ(昼休みを利用し、主に2年生が参加)を見学させてもらいました。この日は、吉岡薫棋士(公益財団法人 日本棋院所属)が来校され、子ども達に直接指導をされました。参加した児童24名(1・2年生)は、友達や大人を相手に真剣に碁盤に向き合っていました。聞くところによるとその多くが小鹿幼稚園の卒園生とのこと。当園では、年長さんを対象に囲碁教育をされており(全国でも珍しく、佐賀ではここだけ)、吉岡棋士も小学校の前に来園し指導をされたそうです。
 子ども達は、通常よりも小さい碁盤で行っていますが、ルールを覚え勝敗にこだわるようになると相手の行動を読むようになったり、碁の配置を想像することで空間イメージをより持つようになるそうです。
 幼稚園では、友達が打つ手を見ながら「そこに置くと取られるよ」「違う!そこそこ」と多くの声が飛び交い、小学校では、対戦や他者のやりとりを楽しむ姿が見られました。
 「つながっていくことがなによりうれしい」と小鹿幼稚園の副島園長。思考力、想像力が囲碁を通じてどんどん南川副の子ども達に広がっていって欲しいものですね。
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