元気にあいさつ「おはようございます!」

三瀬公民館

三瀬公民館

 今日は小中学校の終業式です。明日からはいよいよ、待ちに待った夏休み。そんな1学期の最後に、三瀬校中学部の話題をお届けします。


 朝7時50分になると、中学部の全生徒が学校前の歩道に立ち、国道を車で往来する人たちや歩行者の方に、あいさつをしています。車に乗っている人には手を振りながら、「おはようございます!」と元気にあいさつ。車を運転されている方の中には、会釈をしたり、手を振りかえしたりして通り過ぎていく人もいらっしゃいました。とても気持ちのいい風景ですよね。授業が始まる前までの短い時間ですが、きっとみなさん子どもたちからの笑顔の挨拶に、元気をもらってお仕事へ向かわれているのではないでしょうか。


 校長先生にお話を伺ったところ、そもそもは30年ほど前に、当時の生徒会の発案で希望者のみを集めてあいさつ運動を始められたのがきっかけだそうです。現在では全生徒が参加する生徒会行事となり、学校のある日は毎朝、雨の日以外は続けられているとのことでした。昨年からは、地区の交通安全協会から寄贈していただいた反射材のついたタスキを全員でかけてあいさつを行われていて、車の運転者のみなさんへの安全運転のメッセージが伝わってくれればとお話されていました。

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 そして終業式のあとは、詰瀬地区の川でヤマメの放流も行われました。中学生の体験活動の場、環境を守る意識を育てる場として、三瀬の豆田組と松永建設という二つの建設会社で組織された三修会が主催し、こちらも20年前から行われている事業です。


 主催者挨拶のあと、面々にヤマメの入ったバケツをもらい、川の中へ入ります。バケツから飛び出す、活きのいいヤマメもいました。ジャージ姿の生徒たちは、次々に川の中へ入っていきます。梅雨が明けて気温も上がってきたとはいっても、ここは三瀬です。さすがに川の水はまだ冷たかったらしく、生徒たちからは「冷たい!」の連発。生徒全員が川に入ったところで、バケツを静かに川に沈めヤマメを放流しました。放流したとたん、足元を泳ぐ魚に「きゃー!」、「わー!」と騒ぐ生徒たち。きっと楽しい夏の思い出になったでしょうね。

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