厘外西町区は、市が避難場所として指定している西与賀公民館・西与賀小学校があり、西与賀佐賀線を挟んで東西に位置しています。
この地域も水害に弱い町です。本庄江川が氾濫または決壊したら海と化します。昭和28年の大水害を思い出してください。梅雨の長雨では、地域の公民館(厘外西公民館)前の道路が冠水します。
西側集落には消火栓が見当たらず、クリークはあるものの水利として利用できないほど水の流れがありません。今年度、河川工事が予定されているようですが早い着工を望みます。
避難所として、西与賀公民館と西与賀小学校があり、防災倉庫やAEDが設置してあります。また、小学校敷地内には、防災無線塔があり、熊本地震のときは情報が発信されました。
また、老人施設や保育園があり、災害時の対応を検討する必要があります。
今津上・下町区のまち歩き
今津上下町区は、厘外中町区の南に位置し、本庄江川の土手沿いにあります。
本庄江川は、潮の干満に大きく影響され、梅雨時の満潮の水位に気をつけなければなりません。
今津町区は、住宅が密集し道が狭いので緊急車両が入りづらいようです。細い路地には消火栓に困らないくらい設置されていました。また空き家が数件あり目配りが必要。
昭和28年大水害では、2階まで浸水した地域です。突然やってくる地震とはちがい、水対策は前もって想定ができます。事前の備えをしましょう。