西与賀「親子で凧作り」を開催しました!

秋山 翔太郎

秋山 翔太郎

佐賀でも雪が積もった2月11日(土)、西与賀まちづくり協議会 のびのび子育て部会が「親子で凧作り」を西与賀公民館で主催。
子ども35名と大人28名の参加があり、さらに地域のスタッフ16名がサポートしながら凧作りをしました。

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「朝は雪が降っていて心配だったが、たくさんの参加があって良かった」と子育て部会の野中さん。
第2回目となった今回、前回の参加者を上回ったそうです。
凧作りよりも雪遊びがいいと子どもたちの陳情がありそうなものですが、積もった雪には見向きもせずに凧作りに没頭していました。

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私がとても興味深く感じたのは、年齡に関係なく子どもたちがスマートフォンを使いこなしていたことです。
自分が気に入ったキャラクターのイラストをインターネットから検索して凧の絵柄として描き写していました。
一方、公民館主事さんがプリントアウトして準備したキャラクターのA4用紙は、虚しくもホワイトボードにほったらかし。
伝統的な凧と文明の利器のスマートフォンの組み合わせは何とも異質に感じます。
小さな子どもたちにとってもスマートフォンのようなIT端末が当たり前になった昨今、凧作りのような伝統的で手が込んだ工作や遊びは、むしろ関心の対象になっているかもしれませんね。

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今回開催するにあたって、凧作り名人の福地さんをはじめとする地域住民の皆さんは、山へたけひごようの竹を切りに行ったり、切り出した竹ひごは事前に十字に組んでおいたり、作り方のレクチャーを受けておいたり、とずいぶん尽力されたようです。
その上、福地さんは、子どもたちが竹ひごで怪我をしないようにと、竹ひごの角やささくれを丸く削られていました。
子どもたち全員が凧を作り終え、「子どもたちが凧を揚げてくれてすっかりする(すっきりする)」「子どもたちの笑顔が見られれば、(苦労したことを)忘れられる」と福地さん。
一段落された様子でした。

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凧作り名人の福地さん

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公民館の外でさっそく遊ぶ子どもたち

「親子で凧作り」に参加された皆さん、携わられた皆さん、お疲れ様でした!

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