いのちを守る避難訓練に 住民456名参加!

アラレちゃん

アラレちゃん

7月5日に発生した記録的豪雨で福岡県朝倉市・東峰村、大分県日田市は、洪水による甚大な被害をうけました。佐賀市の東与賀海岸や鹿島市の有明海沿岸にも遺体や大量の流木が流れ着き、自然の猛威のすさまじさに、自分たちがどれだけの行動ができるのか不安が募るばかりです。
その状況の下、7月30日(日)西与賀自主防災会本部は、避難訓練を実施しました。
消防団.jpg西与賀校区には、消防団の詰め所が厘外西・今津・相応の3分団があります。火災が発生するといち早く駆けつけてくれる地元のヒーローです。この避難訓練にも午前5時半に集合して校区内の見回りに出動!
町区.jpg今回の避難訓練は、2次避難所(西与賀小学校)へ避難するだけではなく、西与賀自主防災会本部が指定する自主避難所(自治公民館及び集会所)に避難し、避難行動要支援者の安否確認をする訓練を追加しました。各町区の自治会長さん、民生委員さん、班長さんにはご足労をおかけしました。しかし、住民のみなさんの命を守るために必要な行動です。これからも充実した内容にしていきたいと考えています。それでも、車椅子を準備する町区もあり、意識の広がりを感じました。
勧告.jpg午前6時に避難準備情報を発令して、自主避難所(自治公民館及び集会所)開設までに5分~15分。
避難行動要支援者の安否確認をして、自主避難所を閉所するまでに10分~45分かかることが分かりました。また、閉所して2次避難所までの所要時間が10分~30分。突然の災害には、すべてがオロオロとして思うように事が進まないでしょう。そのことを肝に銘じ訓練を続けていかなければなりません。
ぞくぞくと.jpg報告.jpg給水所.jpgラジオ体操だよ.jpg

456人.jpgこれから台風シーズンがやってきます。昨年の熊本地震、7月5日の朝倉・日田市の豪雨災害でもわかるように、公的機関による救援体制が整うまでに最低でも3日~5日はかかります。
自活するための水、食料品などを備蓄しておきましょう。お疲れ様でした。