多布施川流域の生き物について学習しました。

若楠公民館

若楠公民館

『ふるさと歴史講座』第2回を2月22日(水)に開催しました。

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この日のテーマは『多布施川流域の生物多様性』について、講師は山口正吾さん(高木団地)です。
山口さんは佐賀環境フォーラムの一員として、佐賀市の川や水路の水質調査などに取り組まれています。
講座では、定年退職後に撮りためたという多布施川周辺で撮影した生き物の写真をスライドで紹介されました。

H29_2_22furusato(1).JPGその種類の多さに驚き!
トンボでは、アオハダトンボ、ハグロトンボ、チョウトンボ、マユタテアカネ、コフキトンボ、コオニヤンマなどなど9種。チョウは18種、草花にいたっては40種、そのほか昆虫、野鳥、魚も。
多布施川周辺では、じつにさまざまな生き物を見ることができるのですねぇ。

山口さんのおすすめは、多布施川遊歩道の桜だそうです。
これからの時期、寒緋桜に始まり江戸彼岸、染井吉野、山桜、枝垂桜、八重紅枝垂など10種の桜の花を楽しめます。
そのほとんどがここから歩いてすぐに行ける、蛍見橋周辺に!



身近な生き物について学ぶこと、生き物の名前を知ってわくわくすることの意味を考えてみました。
蝶々や渡り鳥の名前を知らなくても、そんなもの見つけなくても、わたしたちの暮らしに何ら問題はありません。
でもそれら生き物が季節を知らせたりちょっとした楽しみをもたらすのは、料理に添える『つまもの』のようなものでは。
確実に料理がアップグレードされた感じになります。
日々の暮らしにも、いろどりを添えたいものですね。



H29_2_3tori(3).JPG↑ツグミでしょうか?公民館の隣の畑にいました。