軽スポーツで交流 団地の親睦会

若楠公民館

若楠公民館

簡単なゲームを楽しみながら住民同士が交流する『親睦会』が、6月4日(日)に高木瀬団地で開催されました。
輪投げ、ボウリング、ゲート通しの3種目を、7つの班にわかれて順番に行います。1年ぶりとあって、なかなかみなさん苦戦したもよう。
H29_6_4takakise(2).JPGH29_6_4takakise(46).JPGH29_6_4takakise(89).JPG最後は参加賞と、順位に応じ賞品が配られました。
(賞品は班長にまとめて渡し、班長から参加者へ。自然な交流が図れるよう、随所に工夫がされていました。)



高木瀬団地は、昭和50年代の「子どものうじゃうじゃして、せからしかごたった」時代を経て、今では住民のほとんどが高齢者になってしまいました。その大半が一人暮らしといいます。自治会対抗のスポーツ大会に参加することができなくなったり、子どもがいなくなり子ども会が消滅したり、孤独死が続いたりして危機感をおぼえた自治会の役員が、なんとか住民同士が交流する場を増やそう、家から外にでてきてもらおうと10年ほど前から軽スポーツを通じた『親睦会』を行っています。


当日は右往左往なりながらも、「日陰にはいらんね」「お茶ば飲んどかんばよ~」と参加者同士が声をかけあいいたわりあう様子があちこちでみられました。自治会役員のみなさんも「みんなが喜んでくれるけんね~」とくちぐちにいい、他人の喜びが自分の喜びとなり、駆動する力となっていることが伝わってきたのでした。