佐賀城本丸歴史館学芸員の浦川和也さんを講師に招き、鍋島直正と幕末佐賀藩について学ぶ講座を7月10日(火)に開催しました。
幕末佐賀藩の科学技術は、「トップクラス」ではなく「トップ」
こう言い切る浦川さんの解説は専門的でありながらも分かりやすいものでした。
鉄製大砲と実用蒸気船をはじめて国内でつくったのは、佐賀藩です。
戊辰戦争に遅れて参加したことにより、佐賀藩の評価がイマイチという説もありますが、内戦をしている場合ではないと直正が世界に目を向けていた証左ともいえますね。
明治維新から150年ということでさまざまな書籍が発刊されています。西郷どんで佐賀がちっともとりあげられないことにモヤモヤしている方は、ぜひ手に取ってみるといいと思います。(マンガもおすすめです)
(参加者30人)