12月8日(火)に赤松人権ふれあい学級の現地研修を行ないました。研修には講師の佐賀市社会同和教育指導員の金矢先生を含め総勢18名が参加し、大川内山の陶工無縁塔や有田町の陶山神社を見学し、朝鮮人陶工の歴史について学習しました。
秀吉が起こした文禄・慶長の役は、「焼き物戦争」といわれ、朝鮮国から数多くの陶工たちが日本に連れてこられた。現在のような唐津焼や有田焼はそのような朝鮮国の陶工たちによって作られたものと言われています。400年以上の前の出来事を現在の人権の尺度で論じることは適当ではないが、そのような歴史があったということを知ることは大事で大変有意義な研修でありました。
大川内山にある陶工無縁塔(高麗人を始め、陶工の無縁墓標を集めた供養塔)
紅葉は終わっていましたが、初冬の大川内山の散策は気持ちよかったです。