東与賀公民館長のコラム⑧ 交通安全見守りに参加して

東与賀公民館

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(令和3年8月6日(金)佐賀新聞「オピニオン」のページに掲載されました)

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子どもへのまなざし、および地域の安全・安心を願い、児童・生徒の登校時間に合わせて拙宅近くの交差点・横断歩道で毎日、立ち番をしている。自治会老人クラブの2年生として、さらには交通事故防止に少しでもお役に立てればとの思いである。
初日から数日間は、あいさつを交わしても反応がいまひとつだった。とはいえ、時間帯は決まっており、おおかた同じ方々との出会い。日を追うごとに、児童・生徒とは元気な声であいさつができるようになった。高校生、一般の方は声を交わすあいさつから、お互いに目を合わせての丁寧な会釈などさまざま。一日のスタートと同時に、日々の爽やかな出会いの時間でもある。
一般の方々とはあいさつを交わすと同時に、「お疲れさま」などの慰労・ねぎらいの声掛けもある。特に感じたのは通勤時間帯で車の往来が多い中、車の窓越しに会釈をしていただく方々が多い。お互い一市民としてのあいさつは、何にも代えがたい貴重な心遣いと思いやりである。ささやかな地域社会への貢献に対する、認知とお返しではなかろうか。
交通事故防止の面では、スピード出し過ぎの車が、見守りに気づき、急に減速することがある。一時停止標識で、確実に一時停止して左右を確認、シートベルトの締め忘れに気づき、慌てての着用するなどの効果も見られる。
児童・生徒はもちろん、校区全体の安全・安心最優先のまちづくりに、微力ながら貢献できればと思っている。