東与賀公民館長のコラム⑬ 立ち番での気付き

東与賀公民館

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(令和4年5月6日(金)佐賀新聞「オピニオン」に掲載されました)

立ち番での気付き

 新年度がスタートとして1カ月が経過した。通学路で立ち番をしているが、20220603132655-7ea23ffb7cea8617402713d4bf9634dcdbcdc2d4.png
入学や進級した児童生徒は言動も落ち着き、彼らなりに気配りができるようになってきた。毎日、短時間の交流ではあるが、学校行事について話してくれるなど、心を開いてくれたようだ。
 平日に休みがあると、その前日には必ず「明日は○○でお休みです」と声をかけてくれる。天候が極端に悪い時は保護者から「今日は車での通学です」と声を掛けられ、児童生徒が窓を開けてあいさつしてくれることもある。
 児童生徒や保護者以外の方も「おはようございます!」「お疲れさまです!」「毎日ありがとうございます!」などの言葉をかけてくれる。 時々、高齢者の方が近づいてきて「ここにこーまか子はおらんやろうもん」と言われることもあるが、数を基準に立ち番をしているのではない。みんな貴重な命なのだ。
 最後に少し苦言を。立ち番の時は毎日、50~70台の車の往来があるが、スマホを操作しながらの運転や、おにぎりやサンドイッチを食べながらの運転、身だしなみを整えながらの運転、書類を見ながらの運転などが散見される。ドライバーの皆さん、周囲や自身の安全に気を付け、集中しての運転をお願いしたい。