家族ふれあい木工教室に児童35名が参加

野口 博(のぐち ひろし)

野口 博(のぐち ひろし)

 兵庫地区で続けられている木工教室は今年で31年目になります。
 8月18日に開催されたこの催しには、兵庫町内から35名の児童とその家族25名に主催者と工作スタッフの30名が加わり、毎年増える見学者を合わせると、会場のJA倉庫には今年も100名を超える参加者が集まりました。
 工作スタッフにはいつもの『ふれあいランドの指導者』や『テクノホームや近郊の大工さん』のほかに、厚生労働省が認定した佐賀建設組合の『ものづくりマイスター』の4名も参加し、例年に増して質の高い指導が行われたようです。

【工作の前に森林の大切さを学びます】

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 工作の前に、佐賀市森林整備課の二人が新調したパネル6枚を持ち込み、『森林が二酸化炭素を吸収して木の幹にたくわえる』ことや『くらしや地球の環境を守るために、森林が大切なこと』を解りやすく解説し学習しました。

【ものづくりマイスターの指導で工作】

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 工作指導は兵庫町内の大工さんのほか隣接する町の大工さんやふれあいランドの指導者、佐賀建設組合から『ものづくりマイスター』の4名の大工さんも工作指導に参加しました。

【地域の人の指導で】

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 本立てを作っています。
【ふれあいランドの指導者も工作指導】

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 土曜日に開催されています『ふれ愛ランド(土曜開放事業)』のスタッフもこの日は工作指導の手伝いです。


【最後まで残った人で記念撮影】

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 木工教室では、節のない佐賀県産木材を使って作品を作っています。この日は佐賀市富士町で伐採された木材で全員が本立てを作り、完成の早かった児童15名が木製貯金箱を作りました。
 釘が打ちやすいように、本立てにしては分厚い板が用意されますが、子どもたちが一生使えるものになります