日本の伝統行事と文化を次世代に伝えようと始まった『嘉瀬町観月会』は、今回で7回目。ことしは10月9日に開催しました。
会場の嘉瀬公民館では、玄関ホールでお箏の演奏がお出迎えしました。公民館サークル『箏遊会』のみなさんが観月会にふさわしい秋の曲を約30分間演奏しました。
大会議室の一角呈茶コーナーでは、親子茶道教室の生徒さんが日頃のお稽古の成果を披露。訪れた人はお茶とお菓子を味わいながら、浴衣姿の子どもたちがお茶を点てたりお運びしたりする様子に目を細めていました。
大会議室のステージでは公民館で活動するサークルのみなさんが歌や踊りなどを披露し、約150人の方が秋の夜長のひとときを楽しみました。
お食事は、手作りの散らし寿司とお吸い物。和室でいただきました。(写真は琴賀会のみなさん。出番が終わり、くつろがれていました。)
さて、きょう10月11日は十三夜。二十四節気のひとつ寒露の頃は、月がもっとも美しく見える季節といわれています。月といえば、「I love you」を「月がきれいですね」と訳したという夏目漱石の逸話、ロマンチックだと思いませんか。
こんやはゆっくり夜空を眺めたいものですね。
主催:嘉瀬公民館
共催:嘉瀬まちづくり協議会