ことしは梅雨が駆け足でやってきました。薫風を十分味わう間もなかった。
梅雨の晴れ間を縫い、佐賀平野のあちこちで麦刈りが行われています。麦畑に近づいてみると、ヒバリでしょうか、いやスズメかな、鳥の鳴き声がかしましい。本当にたくさんのさえずりなんですが、鳥の姿は目にすることができませんでした。
田んぼの中で、コンバインやトラクターの後ろをアオサギやチュウサギがついて歩く姿は、なんとものどかな風景です。農家の方が作業を終えると途端にサギたちはいなくなり、刈り取りが終わった田は一層寂しく感じるものです。
嘉瀬町で栽培される麦の品種はサチホゴールデンといい、およそ110戸の農家が生産しているそう。麦が終わると田植えの準備。これから農家さんがもっとも忙しい季節になりますね。
(数字の地名ってかっこいい。十四ってあるのかな)