嘉瀬小5年生のみそ作り

嘉瀬公民館

嘉瀬公民館

嘉瀬小では毎年、5年生が田植えや稲刈り、大豆の収穫などを体験しながら嘉瀬町の農業について学習しています。

大豆の学習では、夏に枝豆、秋に大豆を収穫。最後はみそ作りが3月9日(水)、嘉瀬公民館で行われました。講師は、嘉瀬小で知らない子はいないというふるさと先生嘉瀬会の森永美智子さんです。学校の隣に所有する畑を提供し、子どもたちの体験学習を指導されています。

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茹でた大豆を冷ます間、森永さんが豆腐作りを実演されました。初めて見るとあって、子どもたちは興味津々な様子でした。

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みそ作りは、茹でた大豆をよく冷まして潰し、塩切麹と混ぜ合わせます。麹について「米と麦に麹菌がくっついている。顕微鏡で見ると毛みたいなものがびっしり付いているのがわかる」と説明すると、子どもたちは粒を手のひらにのせて観察を始め「見える見えるー!毛がいっぱい!」と。若者の目ってすごいな。

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大豆と麹を混ぜ合わせるのは子どもたちが交代で行っていましたが、手作業のためなかなか大変そうでした。独特の匂いに「くさいなー」と正直な感想をもらす子も。


みそは森永さんの家の大型冷蔵庫で約3ヶ月間寝かせた後、嘉瀬小学校の給食で使用される予定です。