ナガエツルノゲイトウに関する意見交換会(報告)

嘉瀬公民館

嘉瀬公民館

特定外来生物ナガエツルノゲイトウに関する意見交換会を9月16日(金)、嘉瀬公民館で開催しました。7月の環境講座後に、講座を受講した農家などから「嘉瀬町の住民同士で情報を共有したり、話し合ったりする場が必要ではないか」との声が上がり、企画したものです。

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生産組合の役員や若手農家に加え、自治会長やまちづくり協議会役員も参加。「ナガエツルノゲイトウがないところはない」と言い切れるほど、嘉瀬町全体に拡がっているといいます。「行政だけに任せておくわけにはいかない」という意見のほか、「水草は上流へは行かない。川上から徹底的に駆除しないと意味がない」と、繁茂が酷い箇所から除去する従来のやり方を問題視する意見が出されました。

若手農家のひとりは、「嘉瀬町で農業一本でやっていく覚悟を決めた。この問題はなんとかしたい」と真剣な表情で話しました。


ナガエツルノゲイトウの繁殖力はものすごいもので、水路でマット状に拡がっています。繁茂したナガエツルノゲイトウの上では、サギが休んでいるどころか、ネコが歩き川を渡るという話も。抜本的な解決策が待ち望まれています。

(嘉瀬公民館主催、参加者16人)