現地視察研修を行いました(自主防災実践本部)

北川副公民館

北川副公民館

9月26日(水)北川副地区自主防災実践本部は、現地視察研修を行いました。

午前は、蒲田津排水機場(筑後川河川事務所諸富出張所)、
午後は、福岡管区気象台に視察を行いました。

蒲田津排水機場は、蓮池町の佐賀江川と城原川の合流地点に位置し、佐賀江川の排水処理を担っています。
排水能力は、毎秒60立方メートル。小学校のプールの水を数秒で空にできる能力です。

現地説明では、筑後川河川事務所(国)だけでなく、県と市も説明に来ていただきました。
治水は、国、県、市の連携協力によって維持されていることがわかりました。
説明もわかりやすく丁寧で、非常に勉強になりました。
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今回の視察研修の参加者は24名。
筑後川河川事務所諸富出張所にて、国、県、市の職員から説明を聞くことができました。







午後の福岡管区気象台は、平成30年7月豪雨の平成29年九州北部豪雨と比較した詳しい解説と、台風の進路についての説明のあと、雨量計や風速計、桜の開花宣言に使われる標準木などを見学させていただきました。

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平成30年7月豪雨や7月の猛暑について、詳しい解説。




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気象台の外に設置している観測機器の説明。





20180926_視察研修4.JPG上空の気温や湿度などを観測するラジオゾンデ(気象観測器)の説明。
気球が上空で破裂するまで観測を続け、その後観測機械は落下傘で地上に降ります。
もしかしたら道端で観測機械が落ちているのを見かけるかもしれませんね。






どちらも生活に欠かせませんが、普段入る機会のない施設です。
それぞれの施設の機能や役割、災害をどのように分析しているか、災害時どのように対応しているのかを良く理解することができました。