3月10日(日)、北川副公民館で「3・11東日本大震災の日」防災訓練を開催しました。
この日は校区をあげての防災訓練を行います。
まず前半、8時から各町区の「情報伝達・安否確認・避難訓練」です。
地震が発生したと想定して行動します。
情報伝達訓練の電話をかけているようす。
当日はサガテレビも取材に来られました。
北川副地区自主防災実践本部から、各町区の自治会長、実践本部各班に連絡します。
町区ごとに災害時に支援が必要な人を把握しているので、その人たちの安否確認をおこないます。
また、町区ごとに一時避難場所(集合場所)を設定してありますので、各町区でその場所への避難訓練をおこないます。
後半、11時からの訓練は北川副公民館で行います。
町区の訓練結果の集約・報告のほか、講師による講座が行われました。
日本乾溜工業(株)様による、「家庭でできる身近な防災」。
非常用持ち出し袋にはどのような物をいれるべきなのか、人によって入れた方が良い物は違ってきます。今回は、女性向けの非常用持ち出し袋の紹介も行われました。また、様々な非常食の紹介もありました。
持ち出し袋はコンパクトにまとめられており、意外とかさばりません。
続いて、佐賀市上下水道局による、災害に対する取り組みについて。
上下水道局の管路は総延長1000キロメートルにも及び、現在、地震に強い水道管への交換作業が行われています。
また、他水道局との災害応援協定を締結し、熊本地震や西日本豪雨の際は給水車の派遣や、破損した水道管の復旧、漏水調査など、協力体制を活かしています。
今回の防災訓練では、給水車の展示のほか、給水袋と災害用飲料水「水とっと」の提供がありました。
給水袋は6リットルの水を入れることができ、何度でも繰り返し使えます。
防災訓練当日は雨天だったため、当初計画していた土のう袋砂詰めは中止し、炊き出し訓練を開始しました。
災害時を想定し防災かまどを使用した炊き出し訓練です。
当日は150人もの参加者があり、北川副の防災に関する関心の高まりを感じることができました。