【ご報告】第2回さが学講座(令和2年9月)

神野公民館

神野公民館

第2回目のさが学講座は、藤井祐介先生(佐賀城本丸歴史館学芸員)による「江藤新平~明治の立役者は志半ばで最期を迎えた~」でした。
江藤新平は、裕福ではない家庭環境で幼少時代を過ごし、16歳で弘道館に入学します。少し遅い入学ですが、幼いころから母親に"四書五経"に教わっていたので、何も心配することなく学びを深めていくことができたそうです。
今回のお話で印象に残ったことは、江藤新平の人脈です。脱藩をして京都へ行き、多くの人物と会い人脈を広げていきます。この人脈が、のちに佐賀藩を救うことになりました。これも江藤新平の人柄、人を惹きつける魅力があったのでしょうね。
最期は、同郷の仲間を思いとどまらせようと佐賀に戻って来ますが、佐賀の乱(佐賀戦争)の首謀者として罪人となり、志半ばで非業の死を遂げました。
第1回目の島義勇、第2回目の江藤新平と学び、いよいよ第3回目は佐賀の乱(佐賀戦争)です。どんなお話が聞けるか楽しみです。

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