神野公民館主催「いきいき楽習講座」がスタートしました。第1回は、梅崎幹彦さん(明治食育セミナー講師)による「チョコレートの世界へようこそ!」でした。
チョコレートの原料「カカオ」についてのお話では、カカオが地面に近い木の下の方にも実をつけている写真を見て、参加者の皆さんは???なんで???
赤道近くのとても過酷な環境で実をつけるカカオは、子孫を残すために木の下の方に実をつけ動物に食べてもらうことで、種を遠くに運んでいるそうです。自然ってすごいですよね。
カカオの収穫から発酵、乾燥などの過程を経て、日本へ輸送されます。日本に着いたカカオ豆は、炒って香りを引き出した後、細かく砕かれミルクや砂糖などを混合し、コンチェという機械でゆっくりと練り上げます。これを型に入れて冷やすとできあがり!
ではないんです。その後、倉庫で3〜4週間熟成させることで、口当たりの良い、香り豊かなチョコレートになるそうです。
まだまだ、チョコレートの5300年の歴史や栄養成分、テイスティングの仕方など、たくさんお話しをしていただき、チョコレートの世界を楽しく旅することができました。
(令和4年5月26日)