認知症サポーターステップアップ講座フォローアップ研修を開催しました!

久保田公民館

久保田公民館

6月21日(火)に久保田公民館の和室にて、おたっしゃ本舗久保田と久保田公民館共催で認知症サポーターステップアップ講座フォローアップ研修を行いました。

おたっしゃ本舗久保田の富吉絵里香さんに進行を務めていただき、令和3年度の認知症サポーターステップアップ講座を受講した方や久保田町民の方を対象に、講座内容の振り返りや認知症に関する情報共有などを目的に行いました。

認サポ1.jpg認知症の方は年々増え続け、現在全国で602万人いるとされており、これは65歳以上の高齢者の約6人に1人という計算になります。これが令和7年(2025年)には700万人になるだろうとされており、65歳以上の高齢者の約5人に1人という計算になります。また65歳未満の世代でも若年性認知症の方が全国で4万人弱いるとされており、認知症は特別なことではなく、いつ誰が認知症になっても決して不思議ではないのです。

久保田町に目を移してみると、令和3年3月末時点での人口は7,727人、65歳以上の人数は2,220人、うち介護認定者数は488人、介護認定を受けている方のうち認知症の診断を受けている人は304人いるとされています。介護認定者の約6割の方が認知症と診断されているんです。

研修の中では、認知症の方のご家族や看護、介護を経験された方の最近起きたことや過去の経験談をお話していただき、そういった様々な状況が起きた時にどのように対応すればいいのか、また自身も介護されない、認知症にならないためにどのように生活していけばいいのかなどを参加者みんなで考えました。

また、令和4年度の認知症サポーターステップアップ講座の中で、寸劇を披露していただくお手伝いも参加者の方が快く引き受けて下さいました。ありがとうございます。当日はよろしくお願いします。

認サポ2.jpg今回のフォローアップ研修ですが年2回程度をめどに開催し、次回は12月頃開催する予定です。また、今後は少しづつ開催頻度を増やしていき、将来的には本講座の受講者や地域住民の方々が主となって運営していただき、認知症の方ご本人やそのご家族なども気軽に参加して、意見交換や日常的な会話をすることで気分転換していただく「認知症カフェ」みたいなことができるよう公民館も協力していきたいと思います。

認サポ3.jpg今後、久保田町が「認知症になっても安心して暮らし続けられるまち」になり、地域全体で見守っていけるようなみんなに優しい温かい町になればいいなと思います。

今回参加していただきましたみなさん、本当にありがとうございました。