「共に生きる」人権学習講座を開催しました。

久保田公民館

久保田公民館

8月3日(水)に久保田公民館大会議室にて、公民館主催「共に生きる」人権学習講座を開催しました。今回のテーマは「性的指向・性自認〜LGBTを学ぶ〜」です。

佐賀市社会人権・同和教育指導員の中村勝英さんを講師にお迎えしてお話していただきました。

人権1.jpg「LGBT(エルジービーティー)」という言葉を最近よく耳にするようになったと思いますが、みなさんは「LGBT(エルジービーティー)」がどういうことを意味する言葉なのかご存知ですか?レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字をまとめたもので性的マイノリティーの総称の一つとして使われています。

L=レズビアン(Lesbian)→女性として女性を好きになる人

G=ゲイ(Gay)→男性として男性を好きになる人

B=バイセクシュアル(Bisexual)→好きになる相手が同性の場合も異性の場合もある人

T=トランスジェンダー(Transgender)→身体的な性別と性自認が異なる人(性同一性障がい者を含む)

この他にもアセクシュアル(他人に恋愛感情を抱かない人・無性愛者)、クエスチョニング(性自認や性的指向が明確でなく揺れ動いている人)など、様々な人がいます。性は多様であることから、Q+をつけてLGBTQ+とも言われています。

私たちの周りには、確実にLGBTQ+の人たちが存在します。他人事ではなく、すべての人々に関わりのある問題なのです。

性のあり方は人それぞれのグラデーションの中にあります。LGBTQ+の人々を別のカテゴリーの人と見ず、自分と地続きのグラデーションの中にいる人というふうに客観視できれば、LGBTQ+の人たちへの見方も変わるのではないでしょうか。

人権2.jpg佐賀市ではLGBTQ+(性的少数者)への理解促進を図るため、佐賀市オリジナルのロゴマークを作成し、広報啓発を積極的に行っています。

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