大切だからこそ、大切に着てほしい(原田流リメイク教室)

南川副公民館

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 令和3年3月18日(木)原田数江先生(巨勢ものづくりの会講師)を招き、着物のリメイク教室を開催しました。今回は、リメイク作業ではなく先生の作品紹介です。原田流リメイクは、着物の糸をほどき、型紙をとって裁断、それから縫い合わせるというやり方ではなく、着物を羽織ってイメージを膨らませ、その形を最大限活かすようにハサミを入れ、縫い合わせます。着物や浴衣が、2ピース、ラップスカート、パンツに変身、モダンな雰囲気を醸し出していました。
 無地を寂しいと思うなら別布を張り合わせる、華やかにしたいならレースでワンポイント加えるなど、作っていくうちにどんどんアイディアが膨らむそうです。また共布でベルトを作り、とっておいたバックルを合わせるとさらにおしゃれ度アップ。バックも帽子もその通り。使えない、使わないと捨てるのではなく、使える部分がないかという視点を持つとさらにバリエーションが広がるそうです。
 「大切な着物だからこそ、大事にしまわず、着てほしい。着物も、着物をあつらえてくれた人も喜ぶはず」と原田先生。たくさんのリメイク作品に心癒される時間となりました。
 
 また当日は、春日公民館からもオンラインで参加していただきました。音声、画像は良好だったものの、細かな作品を伝えると言う点では、まだまだ改良の予知がありそうです。しっかり反省し今後の糧にしていきたいと思います。ご協力いただいた春日公民館の皆様、受講生の方々本当に有難うございました。
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