三瀬村には、正月6~7日にかけて、子ども達が七福神に扮して各家庭を巡り、新年を祝福する行事があります。しかし過疎化等により途絶えつつあったものを有志で復活させる等により、村内15地区のいくつかの地区で行なわれていましたが、昨年と今年は、いずれの地区においても実施されませんでした。 コロナ禍が直接のきっかけではありますが、これで本当に途絶えてしまわないかと危ぶむ声も聞かれます。 来年は、是非再開されることを期待したいものです。
そのような期待が広く感じらるものとして、新年1月4日の「NHKニュースただいま佐賀」の「峠ん郷」のコーナーで、平成30年に放送された子ども七福神の様子が再び放送されました。この七福神の行事がどのようなものなのか、また、世代を越えた地域の人々のつながり方や地域で子どもを見守る形の原型がこの三瀬で息づいていることがよくわかる番組でした。
地区の各家庭を訪ねて 「NHKニュースただいま佐賀「峠ん郷」より」
勢ぞろいして口上を述べる子ども七福神のめいめい。 「NHKニュースただいま佐賀「峠ん郷」より」
この後、このご家庭からお菓子や果物などが神様?達にお供えされます。
当時3歳のこのお子さんも、ちゃんと口上を覚え頑張っていました。「NHKニュースただいま佐賀「峠ん郷」より」
今は1年生になり、よく公民館に来てくれています。