去る3月3日(木)、三瀬公民館において、老人クラブ婦人部のご協力をいただき、カラー&イメージコンサルタントの原田眞理子先生によるおしゃれ教室を開催しました。
こういった内容の講座はめったにないと、参加者の大いなる期待感のなかで講座は始まりました。
まずは色の講義です。パーソナルカラー。 これは、その人の生まれ持った色(髪・瞳・肌等)とその人の雰囲気が「調和」する色(=似合う色)のことだそうです。 人それぞれ個性が違うように、似合う色も人それぞれに違っていて、{春・夏・秋・冬}の4つのタイプに分けられるとのことです。
しかしながら、好きな色と似合う色は違うために、他人から見た調和を大事にするタイプの人と好きなものを身に着けようとするタイプの人では、取り組む姿勢が異なり、「調和」がおしゃれの全てではないということも教わりました。
こういった知識があるのとないのでは、やっぱり色々と違ってきそうですね。
ここで講師から、参加者個々に今日の装いのポイントをインタビューしながら、色んなお洒落のポイントのアドバイスをいただきました。
アドバイスを通じて、大事なポイントがたくさん出てきました。 高価であればいいわけでわない、値段に関わりなくセンスを養う。ドレスダウンにカジュアルダウン。柄on柄はダサい。大胆に演出する。ただし、悪目立ちしないように。グレード感を大切にして、自分を下に置かず品位・品格を大切に***等々。 つまり、このような、様々な視点を自分のおしゃれ哲学として組み立てていくことが大切なんだなということを気付かせていただいたように思います。
次は実践的な小物などの活用です。 あまり使っていないフォーマル、似合わないと思っているスカーフ等々。 合言葉は、「タンスの肥やしをなくそう!」。
今日の装いに、それぞれ持ってきたスカーフを組み合わせて、全体として自分を魅力的にみてもらえるように ... ... 先生やアシスタントの方にアドバイスをいただきながら、参加者同士で工夫しながら色々と試しておられました。 ちょっと難しく言うと、全体の自分らしいコーディネイトの考え方の中に、その小物を上手く組み込むということがポイントのようです。
この実践おしゃれの締めは、ファッションショー。 軽快なサンバの曲をBGMに、ダンスステップをしながらのモデルウォーキング。
戸惑いながらも、意外にも皆さんお上手!! 会場はイケイケの雰囲気に大いに盛り上がりました。 この日の講座は、皆さんにとっては滅多にないおしゃれのテーマで、農作業中心の日常で少し距離感を感じた方もいらっしゃったようですが、そうであればこそ、また外出の機会が大幅に少なくなっているコロナ禍の昨今、人の中にいる自分を感じながら、自分を素敵に演出する視点を思い起こしていただく講座となりました。