6月16日(木)三瀬校において、三瀬校小学3年生と三瀬老人クラブとの交流会として、おたっしゃ本舗三瀬主催の認知症講座が行われました。 最初に小学3年生より挨拶に引き続き自己紹介があり、これにこたえて老人会の出席者からも自己紹介が行われました。
小学生の自己紹介では、生徒達が住んでいる地区名や家族構成、自分の頑張っていることや好きな食べ物等について一生懸命に伝える姿があり、老人会の方々がそれを自分の孫に接するように受け止められているのが、実に家族的な空気感となっていました。 自己紹介に続いて認知症講座が行われました。話は、いくつかの問いかけを行いながら進められ、脳の部位とそれぞれの役割、海馬の機能と認知症になる仕組み、認知症の典型的な症状などについて、子ども達にも分かりやすく説明されました。 この講座のハイライトはその後の寸劇です。認知症の症状を実際的に認識し、それらへどのように対応するのがより良いのかを肌で感じられるように、探し物がみつからない、何回も同じ質問をするなど4つのよく見られる認知症にみられる状況について寸劇が準備されていました。 いずれも優しく、患者の立場で感じ、考えて行動をするように対応するのが基本と理解されました。ちなみに、演じたのは、三瀬のボランティアの方々4名。いずれも筑紫美主子張りの名演で、子ども達も大事なことがとてもよく理解できたと思います。 今日の講座は認知症サポーターの講座内容で、講座終了時に、おたっしゃ本舗より、小学生に対して認知症サポーターとなったことが告げられました