11月25日(木)に生きがい講座・歴史コースの恵比須めぐり(佐賀城本丸~城内)が開催されました。
今回が講座の締めくくりとなります。
今回も恵比須DEまちづくりネットワークの江里口さんにガイドしていただきました。
待ち合わせの鍋島直正公の銅像に集合した時から皆さん和やかな雰囲気でした♪
交通安全に気をつけて恵比須めぐり出発です!
おしゃれにマフラーを身につけた恵比須さんからスタート!
地域を見守り、地域の方から愛され大切にされている恵比須さんなのだな、とこのマフラー姿から伝わります。
砂岩を使って作られた恵比須像もあり、こちらは長い年月を経ての風化が激しく、光背が割れていたり、
ほとんど形が分からないほど風化した恵比須像もあり、時の流れを感じました。
また、西ノ宮と書かれた文字恵比須も多数見られました。
鍋島藩藩主・勝茂公が恵比須の総本社と言われる西宮神社への崇敬が深く、分霊をいただいて佐賀で祀られた事
に起因します。殿様のご信仰を受けて恵比須信仰が広まっていったという由来が伝えられています。
文字恵比須の西宮の間にノが入って西ノ宮と表記された文字恵比須は明治以降のものと考えられるそうです。
写真だと見えにくいですが、こちらは西ノ宮とかかれています。
こちらの商店の店先にある恵比須さんは交通安全を守ってくださっているようです。
お神酒等のお供え等もかかさずされているようです。お帽子も被っていらっしゃいました。
酒屋さんの店先にあるこちらの大笑いの恵比須さんは商売繁盛を見守ってくださり、
店主の方はお供えをかかさないばかりか、定期的に磨き上げてあるそうで輝いて見えました。
この恵比須さんは昭和以降の新しい恵比須さんだそうです。
途中に、昔は川に囲まれた島だったという「万部島」という場所も散策しました。
1929年の佐賀の役の招魂碑があり、島義勇・江藤新平ら210名の名前が刻まれた石碑でした。
「万部島、始めてきた!今回の講座で来ることができてよかった。」と好評でした。
もっといろんな方が訪れるといいなあと思われるような場所で、歴代の佐賀の殿様の石碑も11体ならんでいたり、
歴史ある石像が他にもありました。興味をもたれた方はじっくりと散策されてみるとよいかも。
最後に、鍋島直正公の銅像の前で、江里口さんを囲んで記念撮影しました。恵比須さんについてたくさん知ることができた!
佐賀の知らなかった場所を歩いたり、佐賀についての新発見ができて楽しかった!と大好評でした。
恵比須DEまちづくりネットワークの江里口さん、大曲さん、ありがとうございました!