いきいき大学・第1回「今から始めよう！生前整理」

6/8日（水）13時半～15時、第1回目のいきいき大学が開催されました。
テーマは「今から始めよう！生前整理」で、
講師は諸富町公民館職員であり、整理収納アドバイザー1級の資格をもつ山本浩幸さんです！

令和４年度公民館講座1回目という事で館長からの挨拶もあり、「地域の皆さんが仲良く交流できる場になるよう願っている。学んだ知識を家族や地域の方にもぜひ還元してほしい。」と公民館講座の意義をお話ししました。

いよいよ講師：山本さんの登場です！
自己紹介で多彩な才能の持ち主と分かり、受講生の皆さんからの感嘆のお声が！
諸富町公民館では初の「生前整理」についての講座に興味津々のご様子です。

《前向きに捉えよう！→整理収納の基本→こんな時どうする→まとめ》と、
まずは本日の講座の流れの説明です。

「生前整理は残された家族へのおもいやり」という山本さんの言葉に心をつかまれ、
前向きな気持ちで生前整理の説明を聞く準備ができた皆さん、時折頷きながら
真剣にお話を聞かれていました。

「人の寿命はいつ尽きるかわからないし、一番体力があるのは今の自分！」
「始めるタイミングは今！ここから！」
「生前整理をしておくと快適に今後の人生を過ごせるし、家族も自分も幸せになる」

これを聞いたら始めずにはいられなくなりますね！

そのあとは具体的な整理収納についてのお話です。
整理収納をすることは
①時間的効果　②経済的効果　③精神的効果　があり、
忙しい時、うまくいかない時こそ最優先して行うことで生活が整っていくことが期待できるそうです。
① 探し物で1日10分使うと1年では60時間も時間的ロスが！
② 見つからないから、と買い足した後同じものがみつかるなど経済的ロスが！
③ 必要なものがみつからなくてイライラしたら精神的ロスが！
このように聞くと片付けるメリットの大きさに、お片付けスイッチがはいりますね！

整理＝不要なものを取り除く事。
収納＝必要なものを使いやすい状態で収めること。

収納はしまい込むことと認識しがちなのでハッとさせられました。
不要なものを取り除くだけでなく、物を増やさないよう維持する努力も必要とのこと。
「ダイエットと同じ」と言われたらなるほど納得！でした。
収納については、使用目的や使用頻度別に区別し物の指定席をつくる。
収納スペースの80％が適正量ときいて、我が家の詰め込みすぎを反省でした。
また、収納グッズを買うのは整理が完全に終わってから！というのも納得です。
どんなに収納グッズを買っても片付かない理由が分かりました。

その後、具体的にどんな収納グッズが使いやすいかを見せてもらいました。
電化製品の取り扱い説明書などは本体が存在するもののみ、このようにまとめておくと便利だそうです。

また、どうしても捨てられない物については、バザーやリサイクルショップ,フリマアプリ等を活用する選択肢も提示されました。

「思い出の写真はベストショットのみを残す」というアドバイスも胸に刻み、
写真を見ながら思い出を振り返りつつ、楽しんで「ベストショット」を選べたらよいですね。
1時間半の講義でしたが受講生の皆さんは最後まで真剣に聞き入っておられました。
帰り際に「私、今ちょうど毎日片付け頑張ってるよ！ますますやる気がでたよ！」という嬉しいお声かけも。
この講座をきっかけに、皆さんとご家族の今後の生活がより豊かになりますように♪