10月17日(木)、佐賀市立兵庫小学校4年生(121人)は、学校西側の圃場(約15アール)で稲刈り体験活動を行いました。この稲刈り体験活動は、まちづくり協議会やJA青年部スタッフの方が地域スタッフとして参加し、子どもたちへの説明や作業の支援をされました。
地域スタッフから説明を受けた後、子どもたちは圃場に入り、横一列(南北)になって、6月に自分たちで植えた稲を刈り取りました。圃場の南北の長さは約100mで、子どもたちが一列に並んで稲刈をする光景は壮観でした。
初めはぎごちなく稲刈をしていた子どもたちでしたが、だんだん興味を示し始めました。
「ほら見て。稲が、こんなに真っ直ぐ切れたよ。」「稲刈って楽しいね。ほら、いっぺんにたくさん切れたよ。」「稲刈は疲れるけど、かまで切るのは楽しいね。」等と、友だちと楽しそうに話をしながら作業に取り組んでいました。
子どもたちは稲を運んだり、「落穂」を探して拾ったり、「稲刈り体験活動」を楽しんでいました。中には、圃場で捕まえたカエルの観察をしたり、戯れたりする子どももいました。「ほら。アオカエルを見つけたよ。」と、大事そうに掌のカエルを友だちに見せる子どもがいました。
一人の子どもがカエルを運んできて、畦の上にそっと置いていました。たぶん、稲刈の圃場が人で混雑していたので、カエルが人に踏まれないようにという心遣いだと思いました。