10月13日(火)、兵庫小学校4年生「稲刈り体験活動」の取材に行きました。圃場は兵庫小学校の西側にある田んぼでした。 稲刈り体験活動に入る前、「ノコ鎌」の扱い方や刈り取った稲の運び方について、「ゲストティーチャー」から説明がありました。
「ゲストティーチャー」とは、各種の職業人やボランティア活動に取り組む人、様々な知識や趣味をもつ人など、その道の専門家のことです。「ゲストティーチャー」が語る言葉は、「生きた」「本物の」体験や情報として子どもたちに受けとめられます。そのため、同じことを教師が教えるときよりも児童・生徒の取り組みが意欲的になり、学習効果をあげることができると言われています。
説明が終わったあと、子どもたちは南北に細長い圃場に入り、「ノコ鎌」を使って稲刈りを始めました。圃場の南北の長さは約90mで、そこに子どもたち130名が並んで稲刈りをする光景は壮観でした。
(一列に並んで稲刈りを始める子どもたち)
初めはぎごちなく稲刈りをしていた子どもたちでしたが、だんだん慣れてきて手際よく稲を刈っていきました。「ほら見て。こんなに真っ直ぐ切れたよ。」「稲刈りって楽しいね。ほら、いっぺんにたくさん切れたよ。」など、友だちと楽しそうに会話をしながら作業に取り組んでいました。
(稲刈りに慣れてきて、楽しく集中して作業に取り組む子どもたち)
刈り取った稲をまとめて、コンバインまで運ぶ作業が始まりました。まとめた稲束を落とさないように用心しながら子どもたちは運んでいました。
(用心しながら稲を持ち、コンバインまで運ぶ子どもたち)
※写真は掲載許可を取っています。
子どもたちは、6月に同じ圃場で田植えを体験しています。自分自身で植えた稲を刈り、稲束を運んだことで、収穫の意味や喜びを少しでも体感することができたと思います。 また、スタッフの方は子どもたちに対して、温かいまなざしを向け優しく言葉をかけながら支援されていました。
「子どもはやったことのないことはできないし、教えられていないことは分からない。そのことを大人は理解して子どもに関わる必要がある。」という、大人が心がけるべき大切な子どもへの関わり方がそこにはありました。
(子どもへのまなざし運動・若者支援推進室)
「兵庫小学校稲刈り体験活動」
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