平成29年11月15日(水)に西川副校区の住民の方を対象に"防災バスツアー"にいきました。
これは佐賀県地域のまなび合い支援事業の一環で実施しています。
テーマを「防災とまちづくり~西原村の奇跡~」として、熊本地震後の避難所運営で世界中から注目された阿蘇郡西原村の河原避難所にて統括責任者をされていた堀田直孝さんからお話を伺いました。
地震発生から避難所運営に至るまでと被災後の動きと11年前から住民一丸となって取り組んでこられた大地震を想定した避難訓練のようすなど伺いました。
住民主体の避難所運営でみんなの気持ちがひとつになったことなど、防災だけではなく"まちづくり"にもつながる内容でした。
平成28年4月の熊本地震の痕跡は少なくなって着ましたが、今もまだ残っているところもあります(上の写真は益城町文化会館)
お昼からは熊本城を一望できる熊本市役所の14階展望ロビーから復旧工事の進捗状況などを見学しました。
今回の堀田さんのお話では"地域で支え合い励ましあって避難生活を送ったことで「明るい避難所」と報道された"とありました。日頃から地域住民同士が顔の見える関係性を築くことは、万が一のときへの大きな備えとなるのかもしれません。