令和元年9月26日(木)に、西川副公民館で第6回成人学級を開催しました。
今回はけやき荘の作業療法士坂井千佳さんを講師としてお招きし、介護予防のテーマで学習をしました。
体の動作は20代前半でピークを迎え、年齢を重ねるにつれて難しくなっていくため、運動の組み合わせ(2つ以上の動きを組み合わせた動作)が徐々にできなくなっていきます。
歩いているときに後ろから急に話しかけられると、咄嗟に歩きながら喋ることに体がついていかず、ふらついたり転倒したりすることが増えていくそうです。
そのため、転倒予防のために必要な、複数の動作を取り入れた動きを講話の中で行いました。
★足踏みしながら手を叩き声を出す動作
★右手と左手で違うことを行う動作
★自宅でも作成できる新聞紙とビニールテープで作成した棒
★両手を胸まで挙げ、腰をひねる動作
★棒を手のひらで5秒以上バランスをとる動作
運動は必要と分かっていても、実際行動に移すにはハードルが高く感じます。日常のちょっとした時間に、複数の動作を行うことを意識して、健康的な生活を維持することが大切です。
※西川副公民館では毎月第4木曜日に成人学級を開催しています。様々な分野の講師をお呼びして、生涯学習に取り組んでいます。参加は自由です。皆様のご来館をお待ちしています。