令和元年12月19日(木)に、公民館事業第9回成人学級を開催しました。 佐賀市人権・同和政策・男女参画課から、社会同和教育指導員の中村勝英さん外3名に講師として来ていただき、「災害と人権 クロスロードゲーム」を実施しました。
講話の中では、過去の災害を振り返り、実際に遭った事例を基に「自分ならどうするか」、をグループ内で話し合いました。
事例は以下の3点です。
(1)現在深夜12時。洪水の危険があるとして集落に避難勧告が発令。妻と小学生の子ども2人で自宅にいるが、今すぐ避難するか?
(2)地震による津波到達が最短10分とされる集落に住んでいる。今、地震が発生。避難を始めるが、近所の一人暮らしのおばあさんが気になる。まずおばあさんの様子を見に行く?
(3)あなたは3日分の保存食と水を準備して避難所にいます。しかし、避難所では多くの家族が何も持ってきていません。あなたは、その食料をみんなに分け与えますか?
みなさんグループ内で活発に意見交換していました。
最後に西川副でどのような災害が起きるか、その時どのようなことが大切になるか、を話し合い、発表を行いました。
豊かな心で幸福でいるためには何が必要か。災害も人権も、身近な家族や地域を大切にして、人つながり生き生きと活動すること、社会に積極的に関り人のために献身することが大切です。
※西川副公民館では毎月第4木曜日に成人学級を開催しています。様々な分野の講師をお呼びして、生涯学習に取り組んでいます。参加は自由です。皆様のご来館をお待ちしています。