こんにちは。
9/3(木)に音楽サロンの体験会を実施しました。
20名ほどの参加があり、3密を避けた開催となりました。
今回、高齢福祉課の介護予防事業のため、委託先の㈱フカノ楽器店に講師として来ていただきました。
始めに口や喉を鍛えるため、早口ことばをみんなで読みました。
次に、童謡「赤い靴」を歌いました。
この歌詞に登場する女の子は実在した佐野きみさん(※佐野は実父の姓)という方がモデルとなっています。
明治当時、未婚の母・岩崎かよさんは開拓団として函館へいくことになり、過酷な開拓生活へ幼いきみさんを連れてはいけませんでした。そこで函館教会のアメリカ人宣教師へきみさんを養女として託すことにしました。
しかし、宣教師が帰国する際、きみさんは結核に罹ってしまい船旅が出来ず、日本で命を落としてしまいます。
かよさんは、娘は宣教師と一緒にアメリカに渡ったものと思いこんでいて、実際は東京の孤児院で結核により亡くなったことは知らされないまま、一生を過ごしました。
当時、岩崎かよさんの後夫の同僚であった野口雨情さんが、詩を綴り、後に本居長世さんにより作曲された、とされています。
こんな解説も交えていただきました。
歌の背景を聞くのもおもしろいですね。
最後は楽器演奏です。
下記のようなトーンチャイムを鳴らしながら歌いました。
歌いながら、色に合わせて音を鳴らすと、音色が重なってきれいなハーモニーが生まれました。
今回は体験会なのであまり出番がありませんでしたが、講座の中ではフープも使います。
肩を叩いたり、ストレッチしたりしました。
次回10月から、本格的に始まります。
皆さん、ぜひご参加ください。 参加日程はこちら → <参加日程>
※参加をご希望の方は、把握するため、事前にご連絡ください。