「西与賀郷土かるた」は、令和2年度 西与賀まちづくり協議会との共催で作成しました。
西与賀の歴史・文化・自然など、後世に残していきたいものを55選び、それぞれによみ句と取り札(写真・絵)を考えました。
NO.3 題材『小津江の跡』
「小津江の跡」の説明
小津江の名称は、現在の佐賀市城内が小津郷と称されていたことに由来する。 堀の途中大きくふくらんだ箇所があり、これを江湖堀というが、本町の元相応・本庄町の上飯盛・佐賀大学の西側に存在していた(上飯盛の分のみ現存)。これらを結ぶ堀が小津江の跡と言われており、丸目・城西排水機場付近で本庄江と合流したと考えられるが、船運が本庄江に移ると急速に衰え、他と変哲のないクリークになった。 なお、本庄江の相応、小津江の元相応については諸説あるが、船待ちの場所すなわち上り下りの船が待ち合わせ(相(あい)応(おう)じ)た場所とするのが無難と思われる。