「平凡な日常こそが貴重」 この言葉は、もうかれこれ20年ほどまえに読んだ本の中で、老人が昔当たり前のように見ていた麦畑の風景を懐かしく思い出しながら、青年に言った言葉でした。 当時はそれなりに頭で理解していたつもりでしたが、今は切実に感じます。 公民館のそばでは、麦が金色に輝いています。まるで金の帯が揺らめいているみたいです。とても綺麗です。 麦は早いうちに、"麦踏み"という作業を行うことで、より強くなるとのこと。 毎年その姿を見る度に今日(こんにち)のことを思い出し、一日一日を無事に過ごせることに、感謝していきたいと思います。
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