11月12日の生涯学習講座『わいわい倶楽部』は、まちあるきを行う予定でしたが雨のためやむなく中止に。かわりに公民館で「高木瀬町史」(昭和51年/佐賀市立高木瀬公民館発行)を使った読書会を行いました。
若楠校区のほとんどは、昭和53年に若楠小学校が開校するまで高木瀬の一部でした。町史の冒頭には明治時代から昭和50年までのまちの移り変わりについて概要が記されています。編纂にあたった方々の年代でしょうか、ページが多く割かれていたのはやはり戦中戦後のことでした。食糧難であったこと、農家が人手不足であったこと、空襲におびえたこと。
読書会に参加した人のうち、終戦前後の記憶のある方が当時のことを語ってくれました。「福岡が空襲で焼けたとき脊振の山が真っ赤にみえた」「戦争が終わると教科書を墨でぬりつぶした」
この日は公民館の図書室を使っていたので、公民館が所有している市政100周年記念の本だとか若楠小学校10周年記念誌だとかを棚から出し、懐かしい写真を眺めながら思い出話に花を咲かせました。
(参加者6人)
それにしてもことし、神野浄水場の施設見学を雨で2度も中止することに。上下水道局だけに、流れやすい(!?)
次回は12月21日(金)にみどりを楽しむ教室(寄せ植え)を行います!事前の申し込みが必要です。申し込み、問い合わせは若楠公民館(電話0952−31−6358)へ。