正月の伝統行事ほんげんぎょうが1月6日、若楠小学校運動場で行われ、夜明け前から多くの人が集まりました。
まだ真っ暗な午前7時、下高木子ども会の6年生二人が松明で点火。あっという間に立ち上がった炎がことし一年の無病息災を願う人たちを照らすと、パーンという竹が弾く音が響き始め厳かな雰囲気を醸しだしました。
会場の一角では七草粥が振る舞われ、訪れた人たちが列をなしお粥を受け取りました。この頃には東の空からゆっくり明るくなり、会場のそこここで新年の挨拶が交わされていました。
子どもたちにはお年玉がわりに、お菓子やソーセージが配られました。
まいとし佐賀市消防団高木瀬分団の協力を得ています。
この行事は、ことしから若楠まちづくり協議会が主催。設営部会、食部会、広報部会にわかれたボランティアの実行委員約70人が、前日から、ほんげんぎょうの組み立て、お粥の調理などを行いました。食部会の半数は点火時に公民館の調理室にいます。そのためもう何年もほんげんぎょうの火を眺めていない人は「みなさんが美味しいといってくれれば嬉しい」と話していました。
主催:若楠まちづくり協議会(地域活性化部会)