プレーバック若楠国体 あのとき何してた？

約４０年前の佐賀県の様子を記録した映画の上映会を、２月２５日に若楠公民館の大会議室で開催しました。佐賀県視聴覚ライブラリーから『若楠国体に向かって』『伸びよ若楠』の２本を借用。会場に設置した１６ミリフィルムの映写機を見て、参加した人は口々に「懐かしか〜」「前はよう使いよったよ」と話していました。


映画は、昭和５１年の若楠国体を控え県内の道路などが整備されていく様子や、大会を支えたボランティアの活動、佐賀県選手団の活躍などが記録されていました。明朗快活なナレーションと相まって、当時の県民の高揚感や勢いがあふれるほどに感じられたのでした。


映像の中の商店街の人だかりやわんさといる小中学生を現在と引き比べて、寂しさを覚えないこともない。一方では、唐津くんちや有田焼きの紹介が挟まれているのを見ると、祭りや工芸品の伝統の美しさは２１世紀になりさらに価値が上がったのではと思え、誇らしくもなりました。


２０２３年には再び佐賀県で、国民スポーツ大会（この大会から名称が体育大会からスポーツ大会へ変更されるとのこと）が開催されることが決まっています。総合運動場とその周辺がどう変貌するのか、期待したいものです。

【参加者の声】
・４０数年前の映画を見て、当時佐賀が伸びていたのが自身の成長と重なり懐かしかった。
・２０２３年は各会場で盛り上がることと思います。若楠校区でも何かお手伝いできれば。
・あと４年。元気で何かに参加できたらいいな。
（アンケートより一部抜粋）



（注）３月７日に予定していたさが学講座第２回（SAGAサンライズパークについて）は、都合により中止します。



主催：若楠公民館
参加者：２９人