鯱の門まつり効果 町中が結束 公民館がにぎやかに

あかまっちゃん

あかまっちゃん


 「子どもから高齢者まで年齢、性別を問わず校区内の大勢が集まる楽しい行事が繰り広げられている」-赤松まちづくり協議会設立に向け開催された4回の大座談会で繰り返された理想的赤松のイメージです。
 2017年7/27に設立された赤松まちづくり協議会から1カ月足らずの8/20に開催された「鯱の門まつり」はこのため、協議開設立への動きと並行してプロジェクトチームを立ち上げ、その日に向け半年前から準備を開始。メンバーは元赤松小PTA会長の鬼崎博子副会長はじめ、子ども会の渡辺雅夫会長ら小学生の子供を持つ若いお父さんやお母さんたち。これに福田事務局長と音響プロの中溝好生さんのロートル2人が加わった7人。
 このチームがイメージした祭りを自治会長会や体協にとどまらず「まち協」傘下のすべての組織が役割分担し、校区内にあるありったけのテント30張りを使い、ヨーヨー釣りや綿菓子、かき氷などの露店はもとより、手作り工房のマルシェグループにも出店を依頼して夜店を充実。さらにこれまでの櫓から、ステージに変更し音響もしっかり整えたことで出演グループ陣が増え、内容も前年までと比べ格段にレベルアップしました。
 サガテレビ、NHKさが、ぶんぶんテレビの後援も取り付けたほか、佐賀新聞にも事前広報を依頼した結果、当日の人出は予想を数倍上回る数千人規模に。予定していた食べ物や飲み物を大慌てで買い足しましたが、それでも間に合わず参加者にご迷惑をかけてしまいました。2018年への反省、改良点がいっぱい見つかりました。
 繰り返しになりますが準備から当日の業務には、高齢の自治会長や体協はじめまちづくり協議会を構成する校区のすべての組織の役員や担当者、さらには150人の中高生が参加。猛暑の中、全員が大汗をかきながら夜の撤収まで懸命に取り組みました。結果、赤松の町中が互いに顔見知りになり、結束が強化され、絆が生まれ、その後のまち協の活動は一気に活発になっています。予想をはるかに超える「まつり効果」、赤松公民館が一気ににぎやかになってきました。