7月27日(日)午前10時より、本庄公民館にて、第75回 "社会を明るくする運動" 佐賀地区保護司会西支部「本庄住民集会」が開催されました。
法務省が提唱する「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行の防止に努めるとともに、罪を犯してしまった人たちの立ち直りを地域全体で温かく見守り、支えていくことへの理解を深め、明るく住みよい地域社会を築くための全国的な運動です。
昭和26年に始まって以来、今年で75回目を迎えます。
講演では、地元 本庄町在住の内田 勝也さんに「たった一度の人生だから」~天使の日に生まれた私の生きる道~
という演題で、これまでの歩みと経験を生かして、どう生きるのか・・お話いただきました。
生まれつき骨が脆く骨折がしやすい「骨形成不全症」という病気を持って生まれ、これまでたくさんの骨折や手術を経験しながら、車椅子生活を送っています。障がいを持って生まれてきたことをマイナスではなくプラス思考と捉え、好きなこと、やりたいことにチャレンジし、昨年の佐賀県で開催された国スポ・全障スポ2024では、陸上競技の2つの部門でに出場し、2つの金メダルを取得されました。
市民活動団体「〇〇な障がい者の会」の立ち上げ、小中学校などでの講演、大学での講義、公共交通機関の利用促進など、ハードとハートのバリアフリー社会の実現を目指して活動されています。
ユーモアを交えて前向きに話す内田さんに、会場は温かく和やかな雰囲気に包まれ勇気と感動をいただきました。
私たちも一人ひとりがチカラを合わせ、共に支えあい、明るく希望に満ちた地域社会をつくっていきたいと思います。
朝から暑い中にも、多くの方にご参加をいただき ありがとうございました。