令和3年度最後の「春日さが学講座」では、300年前に書き記された「葉隠」について学びました。資料を読み解いていくと、令和の時代にも通じる所が多くあることに驚き、とても300年前の教えとは思えませんでした。人間社会が豊かな心根で育まれ、天下万民のために誇りをもって働くことが重要であることや、春日、松瀬、金立の地に「葉隠発祥の地」として関係の深い史跡が、多く残されていることも紹介されました。たくさんの資料もご準備いただき、とても豊かな時間を過ごすことができました!
山本常朝が葉隠に記した言葉にも感銘を受けました
◆「一念一念と重ねて一生也」
(意味:今持っている願いの一つ一つが大切で、願いはいつか人生を希望どおりに実現させてくれる。)
◆「何事も願ひさへすれば願い出すもの也」
(意味:夢を持ち努力をすれば、夢は叶うものである。)
講師:中野 啓さん(葉隠研究会 会長)
日時:令和3年11月11日(木) 大会議室