日時:令和4年8月18日(木)10:00〜11:30
場所:春日公民館 大会議室
講話:「日本の石工と世界の石工」
講師:大曲 英敏さん(恵比須DEまちづくりネットワーク)
第1回講座「佐賀の石工の歴史」で学んだ石工や石造物の歴史を振り返ったあとに、日本と世界の石工や石像文化について学びました。石像文化には、儀式や埋葬、神として崇めるといった宗教的なものと建造物があるということでした。宗教で代表的な曼荼羅を表現した石造物のことや、日本の石垣とペルーのマチュピチュ遺跡の石垣には、共通点が多いことなど興味深い内容ばかりでした。後半では、大曲さんが30年ほど前に海外を旅行した時にカメラに収めた風景や石像文化の写真を見ながら説明をしてもらいました。カンボジアのアンコールワットや古い寺院、スペインのサクラダファミリア、バチカンの広場などの画像を見ているうちに、まるで旅行しているような感覚で講座を受けることができました。