鍋島小学校校庭に現存する「古(いにしえ)を偲ぶ残像」~西校門(旧正門)と蘇鉄の植え込み

鍋島公民館

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古い木造の旧校舎は昭和53年の大火災によって残念ながら完全に焼失したが、その校舎のすぐ近くにあって、長年の風雪や水害、大火にも耐え抜いた「西校門と蘇鉄の植え込み」は、ほぼ無傷のまま昔の面影を今に残して佇んでおり、特に、蘇鉄の生命力と長寿命には驚くものがある。

20200722165322-6f378d2b372188fa5e6b7fe8cecbf2cd3970a55c.jpg20200722165432-72a52b6c765befe2329f7a94b32a94eef9cf9193.jpg20200722165625-8bf465c25ce0f63890d095914900d0c942a3d8e2.jpgこの二つが、いつ整備されたのかは不明だが、昭和28年の大水害と昭和53年の大火災という二大危機をも乗り越え、100年前後の長い年月を経た現在も、ただ静かに通学の子ども達と学校を、じっと見守り続けているように思うと感慨深いものさえ覚える。(この記事は鍋島校区住民の情報提供によるものです。)