豊かさと人を育む「バイオマス」 第4回鍋島養正塾〜暮らし編〜(報告)

鍋島公民館

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バイオマス事業とは、簡単に言うと、石油や石炭以外の生物資源を、エネルギーや資源として循環させる取り組みです。
今回の講座では、下水浄化センターを会場にして、佐賀市のバイオマス事業について学びました。(令和4年11月21日)

前半の座学では、具体的な事例を基に、佐賀市の取り組みについてわかりやすく説明してもらいました。
佐賀市のバイオマス事業は全国から注目されており、海外からの視察もあるそうです。
また、佐賀市はコンビニの揚げ物などで出た油の回収などもしており、何と、「廃食用油の回収量日本一!」だそうです!

後半では下水浄化センターの見学をしました。
汚水が浄化されていく様子や、汚泥が肥料になっていく様子を間近で見ました。
肥料はここで販売もされていますが、安全性が高く、安価であるため、非常に人気があり、毎年完売しているそうです。

このバイオマス事業は環境保全のためだけではなく、「佐賀市の新たな産業と雇用の創出を目的としている」という説明が印象的でした。

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